公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

自浄作用なき学校社会

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ここ最近まで(一昔前?少なくとも私が子供の頃は)、教員の体罰は日常茶飯事だった。

往々にして、自制心のない体罰教師は、それ以外にも問題行動がある。

厳しさや熱心さが問題行動を見えづらくする。

往々にして、やましさをそうやって誤魔化している。

高齢の教員の多くが、今では問題視されるようなことを昔は平気でやっていた。

問題視されるようになりやらなくなっても、教育観や人間性はそうそう変えられない。

そうした過去のやましさを隠し、さもなかったかのように振る舞っていても、いつ発覚するのかと心中穏やかではないだろう。

そうした教員が今では管理職になっているから、学校社会はいつまでたっても旧態依然、問題を問題として認識できない。

法的には時効があっても、過去の問題行動にしっかりと向き合うべきだ。

被害者は、一生忘れない。あまりに傷つき、思い出さないようにしている場合もある。

古い出来事であっても、被害相談を受け付けるような窓口を作るべきだ。

参考:藤沢市議会における体罰事案に関する質疑(2019年9月27日)