公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

 明日、2月定例会最終日に、教育長の同意人事議案が上程されます。
 これまでは、教育長は教育委員会が委員の中から任命していましたが(委員は市長が任命し議会が同意)、これからは市長の直接の任命となりそれを議会が同意しすることとなります。教育長が教育委員長も兼ねることから、自ずと権限が強化されます。
 慣例では、人事案件は質疑討論を省略することとなっていますが、今回は独立行政委員会の長の同意が問われ、他の人事案件とは重さが違うわけですから、これまでの人事案件と同様の扱いではなく、市長に任命の経緯(市長はどのような教育を目指しており、どのように候補者を選定したのか?どのように政治的中立性を担保するための配慮をしたのか?など)を質し、議決の前に候補者の所信表明を聞く場を設けるよう、9時半からの議会運営委員会(私は準委員)で提起します。