公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

辻堂市民センター改築事務費補正の不可解

議案第111号「平成29年度藤沢市一般会計補正予算(第7号)」の内、辻堂市民センター改築事業費について質問します。 とりわけ改築設計委託費の補正は、基本設計期間が延長されたことに伴う追加費用について昨年6月の定例会で計上された補正予算をさら…

要配慮個人情報

議案第88号について質問します。http://shigikai.city.fujisawa.kanagawa.jp/…/Gk1446_gian1802… 本議案は『藤沢市個人情報の保護に関する条例』の一部を改正するための議案で、https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/…/reiki_honbun/g207RG…その中に、同…

自転車加算100円増額の妥当性

議案第91号「藤沢市一般職員の給与に関する条例等の一部改正について」質問します。本議案の「藤沢市一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」は、おおむね人事院勧告をその根拠としているところ、第2条と第6条の通勤手当に関する自転車加算の…

市民を代理している自覚があるのか?

本日の議会運営委員会で、この2月定例議会からタブレット端末を全議員に導入するにあたって、議員が発言時に配布する資料の扱いについて議論がありました。 「そもそも議員が持ち込む資料を全議員で共有することに疑問」「その場で見れればよくて配布資料は…

公立学校制服は問題だらけ

論点①偏った男女観 スカートとズボンでは機能性や安全性に明らかな差があります。なぜそれほどまでして女子にスカートを履かせたいのでしょうか?なぜ男女ともにズボンにしないのでしょうか?性的マイノリティーにはとりわけ息苦しい環境を強いています。元…

ブランド制服に垣間見える権威主義教育

同校にしか通えない生徒もいるだろう。成長期で買い替えも生じるから、あまりに保護者に与える経済的負担が大きい。憲法第26条第2項「義務教育は、これを無償とする」公立校で、教育目的のためにブランド(権威主義)制服が必要だと言うのなら、自治体が貸与…

市職員の服装規定の不合理

職員の服装規定論点①ネクタイ信仰と男女差別藤沢市は公務にふさわしいとして男性職員にのみネクタイ着用を規定している。一方で女性職員はジャケットすら着用せずにラフな格好が罷り通っている。ネクタイを締めない開襟の女性職員は公務にふさわしくのないだ…

津波防災の混乱と矛盾 “津波避難ビル”

基本設計が大詰めを迎えている辻堂市民センターの再整備事業では様々な疑義が表出しています。昨年の藤沢市議会9月定例会では移転先予定地の周辺住民を欺いたアンケートについて取り上げましたが、昨年12月定例会では同施設再整備の重要コンセプトの一つ、防…