公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

国立市議会の怠慢、機能不全、茶番

15日の本会議で、興味深い遣り取りがありました。
 香西議員:「プロジェクトに関して、協定を結んでから始まったことだとの認識なんですけども、協定から明確に外れているのではないのか、という厳しい指摘や、実態を問う、もしくは意見として述べる、というような委員はいましたか?質疑のやり取りはありましたか?」
小濱総務文教委員長:「明確にということまでの質疑や遣り取りはありませんでした。」
香西議員:「これまでのこと、最近のことに関しては遣り取りが確認等の質疑があったとは思いますが、今後のことに関して、教育委員会に対して、具体的に、何本の木をどこに植えるのだとか、を含めて、そういった具体的な質疑、それに対する答弁、といった遣り取りがあった事実はありますでしょうか?」
小濱総務文教委員長:「そういった質疑や遣り取りはありませんでした。」
 
核心を突いてますね!
すなわち、総務文教委員会は、もっとも基本的な質疑すら怠ったということです。
ならば、委員会に差し戻す、というのが筋でしょうが、その後、この議員はこのことに触れず、平気な顔して反対の討論を述べました。(審議が不十分だから反対、というのであれば筋が通っていますが)
なんのための本会議質疑だったのか?
国立市議会は不可解なことばかりです。