公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

国民総幸福量で幸福が測れるのか

幸福な環境にあっても幸福を実感できないことほど不幸なことはありません。 一方、ブータンはGDP(国内総生産)ではなくGNH(国民総幸福量)を重んじた国づくりを標榜していることで有名ですが、独裁体制に近く、民族差別や基本的人権の制約が多い国のようで…

ゴミ処理に年間総額約50億円!

現在、焼却灰は年間5億円以上かけて溶融化しリサイクルされているので、最終処分場への搬入はありません。わずかに市民が直接持ち込むレンガやブロック類、火災や台風等による罹災ゴミの受入れがあるのみであるため、女坂最終処分場の寿命は平成55年と推…

燃やさないゴミではない「不燃ゴミ」

「不燃ゴミは、燃やすと有害だったり、燃えなかったりするから、埋め立てている。最終処分場を延命するためにも可燃物が混入しないようにしなければ。」と、神経質になっている人は多いかと思います。 ゴミの分別には、可燃物と不燃物がありますが、実は「不…

藤沢市内17児童クラブの面積は基準の3分の2!

平成26年に定められた厚生労働省令第63号『放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準』では、放課後児童クラブの専用区画(遊び・生活の場としての機能、静養するための機能を備えた部屋又はスペース)の面積は児童1人につきおおむね1.65㎡以上とな…

市民派クラブ 市議レポート 新春号です

藤沢市議会議員<酒井のぶたか>です。市議レポートの新春号ができました。PDF版は下でご覧いただけます。 https://drive.google.com/open?id=1GCvbyLmP-u4JzVoC5tHCXwmEwLDCmuzV

子どもの未来を応援する、とは?

新春号で、藤沢市議会で俎上に上っている「子どもの未来応援条例」議案について取り上げましたが、この議論は非常にややこしく、子どもを応援することも、子どもの貧困対策も、必要だと思っていても賛成できない問題を孕んでいるところが悩ましいところです…

世帯所得と子どもの権利

世帯所得が十分にあっても、子どもの権利が保障されているとは限りません。親の責任が問われますが、親の考えも、状況も、多様です。子どもにとって親の影響は絶大ですが、子どもは親を選べません。子どもに対する施策は所得制限を設けるべきではありません。

私の原点

鈴木彩子というミュージシャンをご存知だろうか?高校二年のある日、深夜たまたまつけたテレビで彼女が歌っていた。ぱっと見て、この人は本気だ、と思った。魂を感じた。「罪深き英雄」というアルバムのライブ映像だった。尾崎豊に似ている。鬱屈した10代…

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。藤沢市議会議員 <酒井のぶたか>です。本年も、市民感覚を大切に、見て見ぬふりせず、藤沢市政が市民への説明責任を果たすことのできる真っ当な市政となるべく、市議としてやれる限り取り組んでまいります。ご指導ご鞭…