公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

税金の無駄遣いの典型

再整備工事中の新辻堂市民センターの敷地は、津波浸水想定域の辺縁部にあるため、津波避難ビルに指定される予定です。だが、造成後は浸水想定水位0メートル。津波避難ビル(指定避難施設)の法律上の要件は、浸水想定水位以上の高さに避難スペースがあるこ…

藤沢市津波防災の欠陥

<闇雲な避難ビル指定>平成24年、藤沢市は津波避難ビルに関する要綱を策定し、JR東海道本線以南を津波避難ビルの指定区域とした。 平成29年12月までに215施設を指定した。しかし、そのうち101施設は、神奈川県が、東日本大震災を教訓に想定外をなく…

藤沢市議会史編纂委員長の詭弁

議会史編纂委員長の詭弁(シェア元へのコメント)「1億7千万円が1人歩きしている」 むしろ、この額で収まる保証はありません。 前回編纂の30年前とは、時代背景や技術、経済情勢など、全く違う状況にあるのに、どのような議会史にするのかといった事業計画を詰…

行政の存在意義

自治体が、郷土愛だとか、地域力を高めよう、とかと言って、地域住民に負担を押し付けるきらいがあります。しかし、それは、行政の責任逃れ、責任転嫁、なのではないでしょうか? 求められている役割を果たさず、求めている側に責任を転嫁するのであれば、存…

棚上げのリスク

もともと自衛隊は違憲な存在であるのに、その軍事力維持のために毎年5兆円も支出している。しかし、いざ活用しようとすると批判がでる。自衛に特化、とか、抑止力として、とか、綺麗事を言っても(ことごとく違憲な理由)、これだけの税金を費やしているのだ…