公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

国立市議会の陳情軽視

国立市議会の事務局職員から、陳情者の発言は法的に認められたものではなく、発言を許してさせてあげてるだけだから、発言できるだけ恵まれているんですよ、と言われた陳情者がいるらしい。 日本国憲法第16条には請願権の規定があり、国立市議会の会議規則に…

「市民協働」という名の公共の私物化

www.city.kunitachi.tokyo.jp 二小でやってることは所期の目的から逸脱し、本質を失っている。まるで教育的ではない。 木を残したかったのは、元の姿で残したかったはずだ。手足を捥ぎ取り、単に延命したところで、人間都合の自己満足、エゴでしかない。こん…

日本のガラパゴス

国立市議会は市民から見放されている。 議会の議論に関心のある市民はほとんどいない。 だから、議事録の利便性が都内最低レベルであっても長年放置されてきた。(未だに放置されている。) 関心を持った市民が傍聴しに来ても、あまりに頓珍漢で、内容の無い…

利己的でしかない日本の難民政策

生まれた国に縛られる国籍制度。 厳然たる不平等。 不平等は争いを生む。 他人の不幸をよそに恵まれた立場に胡坐を掻いていれば、恵まれない立場からの反感を買うのは当然。 難民の受け入れはお互い様。 受け入れていなければ、逆にこちらが受け入れてもらい…

国立二小樹木移植騒動における無責任

国立市立国立第二小学校で起きている樹木をめぐる騒動に関し議会陳情が出されている。陳情本文 国立第二小学校改築に伴う樹木の移植・育成に関する協定書 そもそも、市当局が、このような公有財産の扱いに関わる協定を、水面下で一部市民の集まりに過ぎない…