公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

辻堂市民センター再整備問題論点①根拠なき津波避難ビル仕様

神奈川県が想定外をなくすと意気込み平成27年3月に策定した数千年に一度規模の巨大地震まで含んだ津波浸水予測でも、再整備予定地は床上浸水が想定されていないどころか敷地内は浸水域外なのに、浸水域に接する建物南側ならまだしも、浸水想定域外の建物北側…

辻堂市民センター再整備の致命的な問題

基本設計策定段階まで来ているが、そのために必要な機能・要件を定義するための根拠が滅茶苦茶で整合性がない。福祉避難所や津波避難ビルについて最新の津波浸水予測に基づき見直し中だと言うことだが、現在進行中の再整備に関しては先行して見直さなければ…

2017年12月定例会一般質問

昨日、一般質問を行いました。 あまり表からは見えない行政の裏側(ずさんさ)が垣間見えて興味深いかと思います。ご意見ご感想など気軽にお寄せ下さい。 件名1選挙事務について (1)開票事務について https://drive.google.com/open?id=0B2vSue499zD0aGN0SVQ…

議員は増やし、報酬を引き下げるべき

昨日の議会運営委員会で議員定数について話し合いました。藤沢市は議員一人当たりの人口が約1万2千人もあり、県内最少の南足柄市の約4.5倍!それだけ市民の身近に議員がいないと言うことです。私は、議員を増やし、その分、議員報酬を引き下げるべきだと主張…

現代平和運動の中途半端

自衛権だとして個々の国が軍隊を持つのは、個人が武装する権利として銃規制をしないのと同じだ 国家の権利として軍事力を持つことの是非を考えるべきである 現在の平和運動は、なぜ世界連邦運動が掲げる「各国の軍備は全廃し、世界警察軍を設置する」という…

戦力不保持の同盟を!

日本は国防のあり方として戦争放棄を掲げている。 強者による力の支配は、支配される側の憎悪がつのり、いずれは均衡が崩れる。 本来、日本が結ぶべき同盟は、戦力不保持の同盟であり、軍事同盟は明らかに違憲。 理性による世界平和のために戦争放棄の和を拡…

最低賃金引き上げ論の支離滅裂

最低賃金引き上げ陳情の審議が昨日ありました。 全国一律にしろだとか、年収200万円以下労働者は皆ワーキングプアで文化的で最低限度の生活ではないとか、内容が支離滅裂で私も賛成出来ませんでした。 経済環境には地域差があるし、世帯状況も様々。月10万円…

最低賃金引上げ論の欠陥

正規・非正規間や社内の賃金差別は同一価値労働同一賃金の問題で、最低賃金は労働者の人権問題。 労働生産性が見合わない労働者であっても最低賃金を保証するには、他の労働者から搾取することになる。 経済合理性に立つならば、最低賃金に見合わない労働者…

欅坂46の不思議

すごく共感する楽曲の多い欅坂46。歌詞と演出のギャップがなおさら歌詞の意味を投げかける効果を生んでいるように思う。平手という孤高の存在を皆が支える構造はまさに独裁。独立独歩に皆がついて来るカリスマ性。誰もが孤高な存在であるなら、ああした演出…