公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

定期的な疫学調査を実施せよ

検査体制に余裕があるのであれば、なぜ定期的に疫学調査をしないのか?第2波が来てから場当たり的に体制を再構築するのではなく、常に検査能力を維持するためにも、毎週、数万人規模の無作為抽出で、統計的に意味のある調査を実施するべきだ 酒井信孝 自粛政…

闇雲なコロナ対策の横行

単にプラセボ効果に過ぎないような(プラセボ効果は極めて有意ではあるが)、闇雲なコロナ対策が横行しているしかし、ただ信じてやっていれば責任を免れるものでもない騙す側の罪は重いが、騙されないように賢い消費者・市民になる責任もある

次亜塩素酸水の有効性評価の最終報告

新型コロナの感染予防に関し、次亜塩素酸水の有効性評価の最終報告が出ました。 藤沢市が無料配布している生成時の塩素濃度が10~30ppmの微酸性電解水のような35ppm未満の低濃度次亜塩素酸水の有効性は認められませんでした。 以下抜粋 ・経済産業省担当者「…

首長の資質

自分の経験はあくまで一例でしかない自分の認識を普遍的真実だと思い込むことがある選挙で何を主張するのも各人の責任ではあるが、民主主義の制度下では、独裁者、排他主義者に首長は務まらない

「コロナはただの風邪」ではない

「コロナはただの風邪」と思いたい気持ちは分かるしかし、これだけ世界規模で流行し死者が出ているのを「ただの風邪」とみなすような者に、都市の危機管理などできようはずもない目先の利害や欲望に囚われ、問題を直視しない者に、公共政策の舵取りを委ねる…

オリンピックをどうするのか国民的議論の必要性

オリンピックを中止し、浮いた予算はコロナ被害対策に充てる、と主張する都知事候補がいる。だが、中止した場合、予算が浮く、などということはあるのだろうか? 収益がなくなるだけでなく、多方面で違約金も発生する。オリンピックを誘致したのは、掛かる費…

無駄で回す経済の不毛、虚無、愚行

無理に需要を喚起して経済を回すほどに人類には余裕があるのか?世界の飢餓人口は8億人以上既存の需要にすら供給が足りていないではないか苦しむ人々を横目に、そうした犠牲の上に、自分さえよければいいわけがない 優先順位が間違っている

内向きな藤沢市議会の実態

youtu.be まあ、これが藤沢市議会の実態であるわけだが、せっかく市民から陳情が出され、異議や疑義を呈されても、それを受け止める力、理解する力、がない以上、馬の耳に念仏。 議会史編さん委員会の議事録ネット掲載を求める陳情に対しては、議会の公開の…

政府配給マスクの異物混入事例

こちらは、私のところへ届いた未開封の政府配給マスクですが、やはり、確かに異物が見えます。 異物混入政府配給マスク この程度で何かしら健康上の問題を来すことなどないとは思いますが、口に当てて使うわけですから、吸い込む恐れもあり、気持ちいいもの…

非常時シフトなき脆弱な日本の危機管理

危機管理としては、非常事態下に、土日だからと言って対応力が落ちるなどということはあってはならない。今回のコロナ対応で、土日休日の検査実績が悪かったのは、明らかに役所や病院の勤務体制が影響している。非常時に対応しなければならない関係各所は、…

次亜塩素酸水無料配布事業の欺瞞

藤沢市では「除菌用」と表示して微酸性次亜塩素水の無料配付が継続されていますが、「除菌用」とは、なんとも無責任(責任逃れ、卑怯)な表現です。 「極論水洗いで手を洗っても除菌と言えます。 「除菌」という表現は、アルコールスプレーや洗剤、漂白剤な…

来年オリンピックを開催するには

本気で、来年、オリンピックを開催しようと思うのであれば、新型コロナ流行が小康期のうちに、全選手・関係者に来日してもらい、共に第2波を乗り越え、その先にオリンピックを迎えるというのがいいのではないでしょうか?全国各地で事前キャンプの誘致をし…

議員報酬削減陳情

各地方議会が議員報酬の削減を打ち出す中、藤沢市議会でも5月臨時会で議決しました。 6月分から来年3月分までの月額報酬と期末手当を、議長は3万円、副議長は2万5千円、議員は2万円、削減するとのことです。 削減率は約3.5%! 4~6月期の日本の経済成…

微酸性次亜塩素酸水の有効性検証 望み薄

藤沢市が新型コロナウイルス感染症対策として無料配布している「微酸性電解水」は有効塩素濃度10~30ppmの微酸性次亜塩素酸水。塩素濃度が低く、有効性に根拠はあるのだろうか?数日たつと塩素濃度はさらに低下する。雑菌の繁殖等、むしろ有害かもしれない。…

密室議会

市民理解が得られていないのに、市民理解を得るための努力がまったく足りない。 これまでの進め方も、編さん委員会は5回開催されていますが、前半の3回は開催日時の事前広報もなく、4回目は私からの指摘を受けて前日に広報する有様でした。 「市民に開かれた…

藤沢市役所人事の不可思議

部下の不祥事を隠蔽しようとしたり、行政の文書主義を平気で踏み躙るようなやくざな職員が、平然と部長職にまでなる藤沢市政の異常。 (当時)市民自治推進課長→(現)子ども青少年部長 (当時 )行財政改革推進室長→(現)環境部長 以下が現在の職員配置表 …