公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

議員報酬削減陳情

 各地方議会が議員報酬の削減を打ち出す中、藤沢市議会でも5月臨時会で議決しました。

 6月分から来年3月分までの月額報酬と期末手当を、議長は3万円、副議長は2万5千円、議員は2万円、削減するとのことです。

 削減率は約3.5%!

 4~6月期の日本の経済成長率はマイナス22%に及ぶ可能性があるとの市場予測も出ています。市内経済も落ち込み、多くの市民が苦しんでいます。税収が減るのは必至です。

 10%ほどの削減を決めた地方議会が多々ある中、なぜ藤沢市議会は3.5%なのか?

 何の説明もなされていません。数多の積極的な地方議会に比して、藤沢市議会の消極的な姿勢は残念でなりません。

 議会の市民に寄り添う姿勢としても、新型コロナウイルス感染症対策費用を捻出するためにも、藤沢市議会でも10%程度は削減するべきではないでしょうか。

(ちなみに、藤沢市議会の通常の月額報酬と期末手当は、議長(69万円、約170万円×2)、副議長(61万円、約150万円×2)、議員(56.5万円、約138万円×2)で、一般市792市中29位(2018年)と高額です。)

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2020年6月藤沢市議会 議員報酬削減陳情