公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

全国一斉休校の不合理

対象者を限定できない感染症対策は、社会全体を対象に行わなければならないのに、特定の世代、特定の業界に限定した政策を打つことに無理がある。 経済を維持しながら、学校教育だけを停止するなど、できるはずがない。 社会全体の活動を一律で抑制する、最…

議会史編さん委員会の混乱

本日、議会史編さん委員会がありました。傍聴した方によると、とても混乱していた、とのことです。 予算の縮減、がテーマだったらしいのですが、既に、来年度予算の計上をしておきながら、この期に及んでこんな議論をしているとは驚きです。 資料によると、…

PCR検査を積極的に行う必要性

論理的に考えれば、 軽症者を全て隔離することを断念したということは、重症化を抑えながら集団免疫状態になるのを目指すということなのだろうが、だからといって検査に消極的になる理由とはならないのではなかろうか? 重症化している場合、新型コロナであ…

藤沢市議会史編纂問題の論点

①計画性のなさ 過去2回も編纂の経験がありながら、なぜ次回の編纂を見越して用意周到に準備してこなかったのか?計画性がなく、場当たり的に編纂したところで価値ある議会史などできようはずもない。公益に適わず、議会関係者の自己満足でしかない。②市財政…

想定事業費1億7千万円議会史編纂事業の初年度予算計上を取り止めるよう求める陳情

昨日、想定事業費1億7千万円議会史編纂事業の初年度予算計上を取り止めるよう求める陳情が受理されました。 3月6日の議会運営委員会で審査予定です。引き続き、今月一杯署名を集め、3月頭に、議長宛てに提出したいと思います。 少しでも多くの市民の声を見え…

中学校給食完全実施と無償化の論理

・藤沢市の現状は、デリバリー給食と持参弁当の選択制・デリバリー給食は1食330円(普通盛)・400円(大盛)・食材にこだわりがあり、できるだけ地産地消で、化学調味料は使わない。・予約の締切は給食を食べる日の6日前(土・日・祝日を除く)の午後1時(…

小学校給食無償化の正当性

・子育てが経済的なハンデとなっている。小学校給食の無償化は子育て世帯の経済的負担を軽減する。・小学校給食は強制されており、食育としての意味合いもある。義務教育・公教育として学校給食を実施しており、選択できないのだから、義務付けている側が責…

特報藤沢

市民派とは

組織の論理に与せず、一つ一つの問題に、正面から向き合う見て見ぬふりせず、良いことは良い、悪いことは悪い、是々非々それが、シガラミなき市民派

気が小さい者ほど自信がない者ほど虚勢を張り、尊大に振る舞う無様

脱ポピュリズム

うわべだけ、見かけだけのキレイゴトか(←詐欺師)そこに信念があるのかやり遂げる能力・根性があるのかそれを見極めるのが選挙だ

加藤なを子市長候補の行動力のなさ

姉妹都市親善交流会における宴会芸事件に際、議運委員の共産党くらいは(私は表決権のない準委員だった)問題意識を共有できるのではないかと共産党の団長に相談したが、自分たちも団長会議(非公式)で藤沢側のもてなしに関しては議長に一任したから、との…

姉妹都市親善交流会宴会芸事件に見る藤沢市政の人権感覚の欠如

2017年7月末、藤沢市であった藤沢市議会と姉妹都市である松本市議会との親善交流会で、藤沢市議会側の出し物として、男性議員2人(武藤、西)と女性議員3人(東木、阿部、平川)がブルゾンちえみの芸を真似し、男性議員2人がワイシャツを脱ぎ捨て上半身裸に…

議会史編纂予算化中止署名中間報告会

議会史編纂予算化中止署名中間報告会のご案内2020年2月8日(土)14時~16時藤沢市役所市民利用会議室2 市議会が公式な市民周知を一切行っていないこともあり、まだまだ気が付いていない市民が多いのが現状です。 この度の中間報告会では、この間のSNS上での…

教科書問題①影響調査の必要性

今年は中学校の教科書採択の年である。 藤沢市では、歴史と公民で育鵬社版の教科書が使われている。 育鵬社版は、政治的・思想的な運動として編纂されており、新たな採択の行方が懸念されている。 育鵬社版の教科書のシェア率は約6%。藤沢市の学校現場では…

中学校防球ネット転倒事故対応にみる藤沢市役所(教育委員会)の自浄能力のなさ(市長のリーダーシップ欠如)

平成23年4月26日、明治中学校で起きた防球ネット転倒事故。当時野球部員だった生徒の首に鉄枠が直撃し障害を負わせた。市は責任を認め、平成28年12月、約6700万円の損害賠償を支払った。<不可解な事故対応> 事故発生時、市は警察や消防への通報を怠り、当…