公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

未分類

不合理な日本のコロナ政策

感染爆発で多くの死者が出る悲劇を回避するには、経済活動、社会活動を抑制し、感染の伝播速度を遅くするというのが合理的・理性的な公共政策であるに違いない。海外の多くの都市がそうした方向で危機感を持って向き合っているのに、日本では、学校教育を停…

公共政策の無責任

公衆衛生は公共の責任だ社会全体一律の非常事態宣言や規制ではない単なる自粛要請などは公共政策とはいえない当事者任せで自粛しない場合の責任は公共にある

東京五輪のゆくえ

一年、二年の延期ではなく、4年後、8年後に延期?再開催?再誘致?というのが現実的なのではなかろうか。1年も延期すれば代表選考をやりなおさなければならないし、五輪以外の国際イベントとの兼ね合いもある。東京2020は中止。2024年に再開催し、パリ、ロサ…

合理性なき日本のコロナ政策

PCR検査を積極的にしないことで、検査を受けていない無症状者や軽症者は無自覚のまま日常生活を送っており、感染を拡大させている可能性が大いにある一方、検査を積極的に行うと医療崩壊すると言いながら、陽性になると無症状や軽症であっても入院させられて…

緊急避難としてのトリチウム含有タンク処理水の海洋放出

確かに、どんなに危険な物質であっても希釈すれば安全基準・環境基準以下にすることはできる。しかし、それら基準など気休めに過ぎない。全ての物質がどんな挙動をするかなど把握しようがないのだから。とりあえずわかる範囲で問題は見いだせない、というに…

感染爆発前夜?積極的なPCR検査の必要性

イタリアや韓国などは、PCR検査を積極的に実施したから感染爆発や医療崩壊が起きていると言えるのだろうか?PCR検査を受けるために人々が病院へ殺到し、そこで感染拡大したということはあるだろう。確かに、平常時より病院に人が集まれば病院関係者の感染リ…

日本のちぐはぐなリスクマネジメント

国内の致死率は国外に比べればまだ低いが、致死率が低いからといって「持ちこたえている」と言えるのか? 日本では、医療崩壊に繋がるとして検査を積極的にせず、感染状況の実態把握をしていない一方、政府は、全国一斉休校やイベントの自粛などを要請してい…

根拠なき楽観

感染していても、自然治癒した人は感染者数には含まれない自然治癒した人が他人に伝染させている可能性もある軽症者の検査はせず、自宅療養している人の把握もない基礎的な統計がないのだから、状況を判断することすらできない何をもって「持ちこたえている…

感染拡大防止の疑われる本気度

駆け込み帰国を許している時点で、政策の根拠が疑われる。 なぜ駆け込み帰国者は隔離の必要がなく、9日以降の帰国者は隔離が必要なのか? 本当に必要なら猶予期間など設けてはならないのである。 経済的な影響だとか、社会が混乱するだとかで、中途半端なこ…

議会史編纂事業中止署名提出

肌感覚として、潜在的には、未だに認知していない市民も含めれば、藤沢市民の過半数が議会史に多額の税金を浪費することに反対しています。 しかし、そうしたサイレントマジョリティ―は、見えないがゆえに都合よく悪用されたり無視されたりします。 権力を持…

世紀の愚策「全国一斉休校」

どう見ても、全国一斉休校は世紀の愚策だ。非常・緊急事態宣言を出して、住民全体の外出自粛要請をする、地域全体の経済活動を抑制する、というのであれば、家庭で家族が一緒に過ごすことができようが、学校だけ休校にしても、子どもだけ家に閉じ込めるわけ…

経済弱者を追い詰める全国一斉休校

学校が休校になった分、家庭の支出は増える。就学援助世帯の場合、給食費の免除が経済的支援となっているわけだが、急遽休校となった分の支援を別の形でしなければ、突然負担が増える。経済的余裕のない世帯にとっては死活問題だ。

全国一斉休校の不合理

対象者を限定できない感染症対策は、社会全体を対象に行わなければならないのに、特定の世代、特定の業界に限定した政策を打つことに無理がある。 経済を維持しながら、学校教育だけを停止するなど、できるはずがない。 社会全体の活動を一律で抑制する、最…

議会史編さん委員会の混乱

本日、議会史編さん委員会がありました。傍聴した方によると、とても混乱していた、とのことです。 予算の縮減、がテーマだったらしいのですが、既に、来年度予算の計上をしておきながら、この期に及んでこんな議論をしているとは驚きです。 資料によると、…

PCR検査を積極的に行う必要性

論理的に考えれば、 軽症者を全て隔離することを断念したということは、重症化を抑えながら集団免疫状態になるのを目指すということなのだろうが、だからといって検査に消極的になる理由とはならないのではなかろうか? 重症化している場合、新型コロナであ…

藤沢市議会史編纂問題の論点

①計画性のなさ 過去2回も編纂の経験がありながら、なぜ次回の編纂を見越して用意周到に準備してこなかったのか?計画性がなく、場当たり的に編纂したところで価値ある議会史などできようはずもない。公益に適わず、議会関係者の自己満足でしかない。②市財政…

想定事業費1億7千万円議会史編纂事業の初年度予算計上を取り止めるよう求める陳情

昨日、想定事業費1億7千万円議会史編纂事業の初年度予算計上を取り止めるよう求める陳情が受理されました。 3月6日の議会運営委員会で審査予定です。引き続き、今月一杯署名を集め、3月頭に、議長宛てに提出したいと思います。 少しでも多くの市民の声を見え…

中学校給食完全実施と無償化の論理

・藤沢市の現状は、デリバリー給食と持参弁当の選択制・デリバリー給食は1食330円(普通盛)・400円(大盛)・食材にこだわりがあり、できるだけ地産地消で、化学調味料は使わない。・予約の締切は給食を食べる日の6日前(土・日・祝日を除く)の午後1時(…

小学校給食無償化の正当性

・子育てが経済的なハンデとなっている。小学校給食の無償化は子育て世帯の経済的負担を軽減する。・小学校給食は強制されており、食育としての意味合いもある。義務教育・公教育として学校給食を実施しており、選択できないのだから、義務付けている側が責…

特報藤沢

市民派とは

組織の論理に与せず、一つ一つの問題に、正面から向き合う見て見ぬふりせず、良いことは良い、悪いことは悪い、是々非々それが、シガラミなき市民派

気が小さい者ほど自信がない者ほど虚勢を張り、尊大に振る舞う無様

脱ポピュリズム

うわべだけ、見かけだけのキレイゴトか(←詐欺師)そこに信念があるのかやり遂げる能力・根性があるのかそれを見極めるのが選挙だ

加藤なを子市長候補の行動力のなさ

姉妹都市親善交流会における宴会芸事件に際、議運委員の共産党くらいは(私は表決権のない準委員だった)問題意識を共有できるのではないかと共産党の団長に相談したが、自分たちも団長会議(非公式)で藤沢側のもてなしに関しては議長に一任したから、との…

姉妹都市親善交流会宴会芸事件に見る藤沢市政の人権感覚の欠如

2017年7月末、藤沢市であった藤沢市議会と姉妹都市である松本市議会との親善交流会で、藤沢市議会側の出し物として、男性議員2人(武藤、西)と女性議員3人(東木、阿部、平川)がブルゾンちえみの芸を真似し、男性議員2人がワイシャツを脱ぎ捨て上半身裸に…

議会史編纂予算化中止署名中間報告会

議会史編纂予算化中止署名中間報告会のご案内2020年2月8日(土)14時~16時藤沢市役所市民利用会議室2 市議会が公式な市民周知を一切行っていないこともあり、まだまだ気が付いていない市民が多いのが現状です。 この度の中間報告会では、この間のSNS上での…

教科書問題①影響調査の必要性

今年は中学校の教科書採択の年である。 藤沢市では、歴史と公民で育鵬社版の教科書が使われている。 育鵬社版は、政治的・思想的な運動として編纂されており、新たな採択の行方が懸念されている。 育鵬社版の教科書のシェア率は約6%。藤沢市の学校現場では…

中学校防球ネット転倒事故対応にみる藤沢市役所(教育委員会)の自浄能力のなさ(市長のリーダーシップ欠如)

平成23年4月26日、明治中学校で起きた防球ネット転倒事故。当時野球部員だった生徒の首に鉄枠が直撃し障害を負わせた。市は責任を認め、平成28年12月、約6700万円の損害賠償を支払った。<不可解な事故対応> 事故発生時、市は警察や消防への通報を怠り、当…

税金の無駄遣いの典型

再整備工事中の新辻堂市民センターの敷地は、津波浸水想定域の辺縁部にあるため、津波避難ビルに指定される予定です。だが、造成後は浸水想定水位0メートル。津波避難ビル(指定避難施設)の法律上の要件は、浸水想定水位以上の高さに避難スペースがあるこ…

藤沢市津波防災の欠陥

<闇雲な避難ビル指定>平成24年、藤沢市は津波避難ビルに関する要綱を策定し、JR東海道本線以南を津波避難ビルの指定区域とした。 平成29年12月までに215施設を指定した。しかし、そのうち101施設は、神奈川県が、東日本大震災を教訓に想定外をなく…