公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

日本のちぐはぐなリスクマネジメント

国内の致死率は国外に比べればまだ低いが、致死率が低いからといって「持ちこたえている」と言えるのか?

 
日本では、医療崩壊に繋がるとして検査を積極的にせず、感染状況の実態把握をしていない
一方、政府は、全国一斉休校やイベントの自粛などを要請しているが、極めて中途半端局所的な政策でしかなく、社会全体でみればほぼ無意味
社会経済への影響に比して、費用対効果がまったく理解できない

国内死亡者は増えている
確認された患者数も増えている
軽症者の受診は自粛させられている
無症状感染者は自覚すらない
感染拡大が収まらず、治療法もない段階では、たとえ致死率が低くとも、ハイリスク者にとっては明日は我が身

緩やかに集団免疫状態に至るのを目指すということであるのなら、なおさら検査を徹底し、ハイリスク者への感染防止に注力するべきだ
 
https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200226-00164747/
米サンフランシスコ市、コロナ感染者ゼロでも「非常事態宣言」ハーバード大教授「世界の70%が感染する」

写真は東洋経済オンラインより
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/