公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Jアラート放送訓練で分かったこと

・今回は内閣官房や消防庁からの伝達過程はなく各自治体が放送したのみ・藤沢市本庁舎内には防災無線がなく各部の総務課にある防災ラジオからのみ流れた・本庁舎1階フロアには総務課がないため誰も放送に気が付かなかった・具体の行動計画がないため戸惑い…

総合評価入札方式で問われる発注者の倫理

本日、藤沢市都心部再生・公共施設再整備特別委員会に委員として出席しました。 労働会館の建て替えは総合評価競争入札を採用していますが、落札業者(鹿島建設)が評価項目「藤沢市に対する貢献度」で提案した本社社員食堂での藤沢産農産物の利用を実施した…

選挙は民主主義の大前提

議会の開催や、解散選挙、住民投票、国民投票を、費用が掛かるから反対だという論調は、民主主義を蔑ろにしている。民主主義には当然手間も金も掛かる。それは、民意を反映するための必要経費である。ただし、十分な情報提供、十分な議論が担保されなければ…

議会は民意を反映しているか?

昨年の核兵器禁止条約の国連採択は、人類の良識が結実した大きな出来事でした。反面、戦争を放棄し、戦力の不保持を国是とする日本が、一向に加盟の動きとならないことは情けない限りです。しかし、そうした政府の方針に抗議する市民の請願を藤沢市議会でも…