Jアラート放送訓練で分かったこと
・今回は内閣官房や消防庁からの伝達過程はなく各自治体が放送したのみ
・藤沢市本庁舎内には防災無線がなく各部の総務課にある防災ラジオからのみ流れた
・本庁舎1階フロアには総務課がないため誰も放送に気が付かなかった
・具体の行動計画がないため戸惑いが見られた
今回の訓練は音を知るためだけの目的だったらしいのですが、音も種類がいくつかあり、藤沢市ではミサイル落下の危機を知らせるアラートである旨の説明もなかったので、このアラートがどの種の意味があるのかも理解されずに、まったくもって中途半端な訓練となってしまいました。
軍事を国防の手段とするのは日本の国是に反しますが、実際の脅威のあるなしに関わらず有事に備えることは公共の使命です。備え方は議論して洗練すべきで、備えること自体を否定するのは公共の責任放棄ではないでしょうか?危機感を煽るなと言う論調がありますが、危機感は常に持ち、どう備えるかに向き合うべきだと思います。
訓練をやるからには実施計画を立て、実際に役立つ訓練をしなければ、単に混乱を招くだけですから、今回の教訓を生かすよう求めて参ります。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3279069.html