公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

現行憲法上ロックダウンは難しい?

www.sankeibiz.jp 憲法上の問題ってなんだ? ロックダウンと言っても程度は様々。 定義もせずに、何を根拠に「難しい」と思い込んでいるんだ? 憲法のどこかに、公共政策より私権が優先され、政治行政には私権を制限してまで危機対応する責任はない、とでも…

裸の王様を産んだ与党の連帯責任

www.sankei.com 日本は民主国家であるのだから、最終責任は総理大臣にあるとしても、総理大臣にすべての原因があるはずはない。 議院内閣制であるのだから、菅首相を創り出した一義的な責任は与党にある。(議会の勢力図を創り出したのは有権者ではあるが。…

組織論理優先で住民不在 横浜市長選

www.tokyo-sports.co.jp 現職が落選し、与野党が入れ替わるほどの注目された選挙だったが、投票率は5割弱。 政党の支持を得た候補が多くの票を得たが、無党派層の多くは選挙にすらいかなかった。 今回、政党の支持を得ずに奮闘した著名な候補者も多かったが…

学校観戦の不公平

hochi.news 学校観戦と言っても、緊急事態宣言下にあっては、開催地の学校に限られる。 国を挙げた国家事業であるのに、居住地による不公平。機会の不均等。 無理をしてまで、一部地域の子どもたちだけを優遇する道理があるのだろうか? 「人生の糧ともなる…

重症者数のまやかし

www.daily.co.jp 東京都の重症者数は、都の基準と国基準を併記して報じている局もあるが、同時に報じられる厚労省発表の全国の重症者数に含まれる都の数は、都の基準のままだ。なぜ、都の数を国基準に置き換えて計算しなおして報じないのか? 厚労省発表の全…

怒りの審判を

菅義偉は、感染拡大を野放しにし、現役世代を中心に、多くの国民の命を危険に晒し、日本を医療崩壊という恐怖のどん底に陥れた。 重症者数や死亡者数が少ないからと楽観視し、感染急拡大を招いた。 多くの国民が、感染して苦しんでいても、医療に繋がること…

菅総理への質問

菅総理! あなたの総理大臣としての独善的な振る舞いによって、多くの国民が振り回され、日本国の混迷が深まっています。 総理大臣としての資質が問われる具体的な問題は枚挙に暇がありません。 そこで質問があります。 あなたが総理大臣で居続けようとする…

国民の敵

これはショッカーも真っ青「恐怖❗️自民党人口削減計画」pic.twitter.com/DrefCfrxIY — 君に届け!滑稽新聞 (@akasakaromantei) 2021年8月17日 感染拡大を野放しにし、現役世代の命を危険に晒した。 死亡者数が少ないのをいいことに、苦しんでいても医療に繋が…

公権力私物化の権化

www.nikkansports.com 衆院選の獲得目標について「私は欲張りだから」と月刊Hanada(7月26日発売)のインタビューに答えた菅首相。 首相としての「欲張り」は国民のためであるべきだが、能力が無いのに欲張れば空回りする。 もともと、単純な問題の解決や思…

国民性に甘えるな!

国民の堅実な貯金体質(結局、使えない)が、国の無責任な借金財政を可能にしているこの均衡が崩れれば一気にインフレになる国民性に甘えるな!(正直ものが馬鹿を見ている)

目の前の現実を直視せよ

www.fnn.jp 医療資源は目の前の救命に集中するべきだ。 感染拡大の防止には、人同士の接触を減らすことが一番確実なのだから、社会政策によって人流抑制を徹底するべきだ。 医療資源を割かなくてはならないワクチン接種は、感染拡大が小康状態になるまでは、…

敵前逃亡

news.tv-asahi.co.jp 感染者が急拡大し、医療体制が逼迫している時に、ワクチンに人出を割いている場合か? 医療逼迫は目の前の命にかかわる。 ワクチンの効果はすぐには出ない。 目の前の瀕死の患者を見捨て、非感染者の将来の感染リスクを下げることを優先…

専門家の大衆迎合が生む退廃

www.buzzfeed.com 感染力が増し、医療体制は災害レベルだと言いながら、 「社会を全部止めるというわけには、もう今の状況ではなかなか難しいので、感染のリスク、密集しないようなところであれば、例えば映画館を静かに行く、公園を行く、図書館、あんまり…

水泡に帰した五輪費用

最少経費で最大効果を目指すのが、公共事業の鉄則だ。 果たして今回のやり方が最善だったのか。 4年に一度の五輪に合わせて調整してきた選手にとってはこれ以上の延期は厳しかったに違いない。しかし、延期でチャンスを得た選手もいる。延期せざるをえなく…

菅政権の人命軽視、若者見殺し

高齢者の重症化や死亡の割合が多い時は危機感が強かった。 高齢者を優先してワクチン接種をし、高齢者の感染者の割合は減った。 重症者、死亡者が減ったからと、感染対策を緩めた。 感染者数は急増し、重症者が増えた。高齢者以外の世代の割合が多いが、高齢…

五輪の罪は深い

www.daily.co.jp 五輪を免罪するのではなく、五輪が免罪符となっていたということですか。 なるほど。確かに。確実にそうでしょうね。 五輪で盛り上がっていれば、危機感など、薄れないわけがない。 五輪を開催できているのに、危機に瀕しているとは到底思わ…

菅政権の確証バイアス

news.yahoo.co.jp 感染症対策の基本である検査と隔離。 どちらも蔑ろにし、曖昧にしてきた菅政権。 たまたま本当の危機に陥らなかっただけで、本気で危機対応してきたわけではない。 なあなあでもどうにかなってきたために、確証バイアスに陥り、一年以上に…

東京五輪は末端スタッフを蔑ろにする日本社会の縮図か

news.tv-asahi.co.jp 無観客開催になり、都内のホテルはいくらでも空いていることだろう。 コロナ禍で感染対策も必要であるのだから、そうしたホテルを活用すればいいではないか。 そもそも、なぜこの機に、こうした現場スタッフが利用する施設も改修しなか…

国民を見捨てた菅政権

www.daily.co.jp 悪化するのを待ってから本格的に治療していたのでは、救命率は下がり、後遺症のリスクも増す。 まったくもって人道に悖る。 まさに緊急時のトリアージであるわけだが、これまでのらりくらりと楽観的に振る舞ってきたところで、「フェーズが…

医療行政の投げ出し

www.tokyo-np.co.jp いきなり医療行政の放棄か。 新型コロナの重症度に関する「一般の人と医療従事者の認識の差」が指摘されているが、2月の法改正で、4月以降、陽性者の原則入院はなくなり、入院患者は入院治療が必要だから入院しているはずである。 むし…