公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

学校観戦の不公平

hochi.news

学校観戦と言っても、緊急事態宣言下にあっては、開催地の学校に限られる。
国を挙げた国家事業であるのに、居住地による不公平。機会の不均等。
無理をしてまで、一部地域の子どもたちだけを優遇する道理があるのだろうか?
「人生の糧ともなる貴重な経験」(小池都知事)と言うが、短時間会場を訪れ、一部競技を遠目に観戦したところで、会場の雰囲気を感じることはできるだろうが、どれほど競技自体を味わえるというのか?(もともと、学校観戦というのは、会場見学という程度の意味合いなのだろうか?)
学校等でテレビ観戦した方が、余程競技自体を理解し楽しむことができ、パラリンピックの理念を体系的に学ぶことができるに違いない。
パラ競技を直接観戦する機会は、パラリンピックが終わっても、パラ競技の普及を継続しさえすれば、今後いくらでも作りうる。