公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

藤沢市では、7月に小学校道徳教科書の採択がありますが、市民理解を得て、そのために最適な教科書を選ぶ、という過程が抜けているように思います。
 現場教員が教育者としての使命をいかように自覚し、どのような教育をしているのか、したいのか、市民理解を得るためにもっと発信するべきです。
n氏より
正論ですね。同意します。その上でご質問ですが、個々人の教員が発信する際に、実名と匿名のどちらが望ましいとお考えでしょうか?
個々人が発言するからには実名であるべきですが、組合や教育委員会などが声をまとめるというのもよろしいかと思います。公教育の現場があまりに市民に開かれておらず、不透明で、市民の付託を受けているとは言い難い現状は、現場も、市民社会も、教育の重要性に鑑み、あまりに無責任だと思う次第です。
n氏より
ご丁寧に返信いただき、痛み入ります。自身のことを反省すると、市民として付託しているという意識自体が薄く、そのことが責任感に欠ける運営を看過する結果を招いているのかもしれない、と思いました。