公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

教育理念なき校則指導

 私立学校が独自の教育を行うのは、ある程度の裁量が認められると思いますが、当然、人権侵害や違法性があってはいけませんし、教育上、学校としての考えを生徒が納得できるように説明するべきです。(奴隷教育などであってはなりません。)
 どのような理由で性差別が正当化できるのか?
 就職、進学等の進路に向けて、なぜ学生らしい清楚な容姿を継続できるように常日頃から心掛けることが必要なのか?
 TPOをわきまえるということが必要なだけで、画一的な学生らしさを押し付けられるいわれはない。
 学生らしいとか、高校生らしいとか、男子だからとか、女子生徒にふさわしいとか、そういう理由にならない理由をもっともらしく言うところが教育的ではないし、愚かしい。
 単に、校風づくりのために協力してほしい、と理解を求めればいいのである。協力を得るためにはそれなりの合理的説明が必要でしょうが。


【生徒の髪型差別にNO】自然学園高等学校の人種・性差別的校則の撤廃を!

お前の髪質は自業自得だ
-それが、ハーフの弟に自然学園高等学校の先生が言い放った言葉です。