公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

学校現場から権威主義を排せ

神戸教員間いじめ、性行為強要疑惑…加害者の教員ら、「ゲミュートローゼ」の可能性
https://biz-journal.jp/2019/10/post_123999.html

藤沢市の中学校でも、防球ネット事故再発防止策に関する追及を通し、主体性も自律性もなく、無責任で、平気で嘘をつく、およそ尊敬に値しない実態を多々垣間見た。

制服をはじめ、非教育的・差別的・不合理な校則や決まりを、何の疑問もなく放置してもいる。

教師に限ったことではなく、日本の労働市場では、同じ業界や組織に長く属すことが奨励されていることに大きな問題があるように思う。一度就職してしまうと、人間的な成長の機会が乏しく、組織の論理に染まり、社会性を失っていく。留学や長期ボランティアなど、研鑽を積む機会が保障されている企業は極めて少ない。

しかし、そもそも、自分自身の経験から言っても、教師だからといって、真に人間教育のできる教育者など、ほとんどいない。
教育者でない者が、教育者ぶって子どもに悪い影響を与え、成長を妨げる事例も多いのではないか?
教師が偉ぶる学校内の権威主義を排し、教科指導に徹する方が、少なくとも害にならないだけいいように思う。
本当に尊敬に値する人物であれば、権威主義を押し付けられなくとも良い影響を自然に得られるものだ。