公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

犯罪者は弱者ではない

少なくとも、被害者のいる、悪意・身勝手な加害犯罪者は弱者ではない。
(詐欺・窃盗・暴行・・・)
悪意・身勝手な加害犯罪者は罪を償うべきで、相応の制裁を受けさせるべきだ。
ルールから逸脱した存在は、ルールに縛られ、ルール下で制裁を受ける立場であるという意味では、弱者であるに違いない。
ルールが間違っている場合もある。
どんな罪でも社会的要因が皆無であるなどということはない。
しかし、とりわけ、被害者に対しては、暴力的な強者であったのである。
人間には主体的な意思・判断力がある(と私は思っている)。
被害を繰り返さないためにも、主体的な意思に基づく加害犯罪者には、罪に対する代償を払わせ、矯正、もしくは懲らしめ、再犯を防止、犯罪を抑止しなくてはならない。