公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

公共性なき議会史発行

 議会史編さんの予算は、計画的に積み立てられてはおらず、市の一般会計予算に計上される見込みです。すなわち何かしら市の予算が削られるということです。
 議会史の編さんなど現代においては必要性がなく、自己満足のための事業でしかないのですから、本来であれば各議員が少しずつ拠出して積み立ててやるような自主的な事業なのだと私は思います。
 これまでに発行していた他市町村でも多くが見直しを行っているのに、藤沢市議会には一人も反対する議員がいないというのは異常です。議会と市民感覚との乖離は危機的です。
 民意を見える化しなければなりません。サイレントマジョリティは無視されます。
 2月定例会に予算計上され、可決されれば後戻りはできなくなります。
 短期集中で、民意を見える化するために、署名集めのほど、ご協力お願いいたします。


福井雄一
昨日、市議会議員の柳沢潤二さんにお会いしてきました。いつも呪文のように「不要不急の公共工事は見直し、廃止し、住民の福祉、命と暮らしを守り、充実させるという地方自治体の本来の役割をしっかり果たすべき」と言うのが常套句の共産党さんが、議会史編さんに関してはどのような姿勢でいるのかをお聞きしました。「3度目の編さんなので、伝統的な事として賛成した」とのことで、あまり深くは考えていなかったようです。予算の額についても高いと思っていなかったようです。私はこの額を聞いて驚き、急遽締め切り前日に汚い字で陳情を書いたのです。藤沢市議会では共産党までもが市民感覚を見失っているのかと絶望しました。改めて、民意を示すことが必要だと実感しました。