公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

市民の(声の)見える化

 私は、市民派議員として、1期4年間、どんな市民の声にも耳を傾け、組織の論理に与せず、おかしいことはおかしい、良いことは良い、と主張し続けました。例え議場に賛同者がいなくとも、見て見ぬフリせずに是々非々を貫きました。
 しかし、先の選挙で落選した今、私が議場で市民の声を代弁することはできません。代弁する現職議員も見出せず、情けない限りです。
 議会史編纂事業に1億7千万円もの税金を投入することは、まったくに藤沢市議会の自己満足・独善としか思えません。はたして市民のために本当に必要な事業だと信念をもっている議員などいるのでしょうか?
 こんな税金の無駄遣いを容認する市民はいないと思います。
 似たような、議会や市役所のしていることの問題は多々あるわけですが、なかなかその動きを市民が知る機会もないため、市民の知らないところで議会や役所の独善が罷り通っているのが実態です。
 議員の本分は市民のために市民を代表することです。本来は、議員自らが本分を果たすために、市民に向き合い、常に市民感覚を持つべきですが、議会全体が市民感覚を見失っている以上、市民の声を見える化するしかありません。そのために、署名は最も有効な手段です。
 市民の怒りを見える化できない限り、こんなあからさまな税金の無駄遣いも、このまま罷り通ってしまいます。タイムリミットは2月定例会で予算が成立するまでです。市の来年度予算に初年度予算が計上されるの既定路線ですが、一度予算が通ってしまえば、余程のことがない限り後戻りはできなくなります。
 ぜひ、市民の声を見える化するための署名集めに、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
ネット署名
http://chng.it/dsWvr9R5cd
署名用紙
https://drive.google.com/open?id=12ao3xpekvE1WXdf6mQ9oPUUhGcRHn5Y6
(署名用紙を独自に作っていただき、直接議会事務局にお持ちいただいても構いません。手紙を書くのも有効です。)