公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

大雪高速道路上、最大52時間車中缶詰の悲劇

 

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立往生させられた利用客へのNEXCOの対応があまりに酷い。
最大52時間もの車中での缶詰。
なぜ目途が立たないとなった時点で、車中の人々を近隣のサービスエリアや宿泊施設に移動させ、そこで待機してもらい、脱出できた車両はNEXCOの社員等が運転してサービスエリアで引き渡す、といったくらいの対応ができなかったのか。
何十時間も車中で待たせるなど、非人道的な苦行を強いる必要はなかったのではなかろうか?
 
車が故障したり、燃料がなくなるなどすれば、人命に係わる事態だ。
少なくとも、片側が通れるようになった時点で救出は可能だっただろうし、日中サービスエリアへ行き来していた人もいたわけだから、危険を冒さずとも安全なところに避難させることはできたはずだ。
巻き込まれた人々が、苦しまなくてもいいように、もっとできたことがいくらでもあった。
回避できることも回避しなかったように思えてならない。