公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

政府の能天気

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最も危機感が共有できていないのは政府ではないのか。
とりわけ菅総理の現状認識や理解、振る舞いは、どうかしているのではないか、と心配でならない。
虚勢を張る裸の王様に、寄り添い、諫言する、心ある人間はいないのか。
例えコロナ関連の重症者や死者が少なくとも、入院患者が増え、通常の医療体制を維持できなくなれば、救える命も救えなくなる。
今、その瀬戸際にある。
虚勢を張っている場合ではない。
非常時に五輪を開催し続けることの矛盾は、はぐらかしきれはしない。
五輪を継続したいのであれば、それに見合った犠牲を払うしかない。
今まさに、一回目の緊急事態宣言と同等の措置を講ずるべきだ。
今の感染爆発は、現状の感染対策では埒が明かないことを意味している。
意識ある人は既にやれることはやっているし、やらない人は何を言われてもやりはしない。
それを前提に、性善説を捨て、より厳しい対策を講じる必要に迫られている。