公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

時代錯誤の特権的待遇

1.5人フルタイム年間約348万4千円
主要業務:議員控室7室と議会事務局のポット湯交換1日3回、使用した茶器の洗浄
*給湯室には熱湯栓あり。
https://docs.google.com/viewer…
市「多くの方が来客される議会フロアにおきまして、接客がスムーズになるための必要なサービス」
私「議員各自でやればよい!」

 
 要旨5本庁舎9階フロアの「お湯出し等業務」について
 配布資料の②にありますように、庁舎総合管理業務委託特記仕様書には「お湯だし等業務」なるものが入っています。旧新館のボイラーを用いた給湯設備などは扱いに専門性があったのかもしれませんが、できたばかりのこの本庁舎では蛇口をひねれば熱湯が出ます。議員控室以外の打ち合わせスペースも充実し、控室で来客することは前提となっていません。主に議員控室のポットへのお湯汲みと使用済み茶器の片づけといったことは議員各自でやればいいことであるし、本庁舎が供用されて2か月が経ちましたが、議会ロビーに給湯セットが用意されているとの周知はありませんし実施されていないと思われます。ここに書かれた業務内容をこなすために1.5人がフルタイムで従事する必要があるのでしょうか?本業務の概要と必要性を説明ください。
 また、特記仕様書の記述に、従事者の条件としてあえて「健康な者」と記しているのはどのような意味でしょうか?障がいや持病があるからといって健康でないとも限らず、何かしらの障がいや持病があっても可能な業務内容でもあり、このような記載は不必要ではないでしょうか?

≪回答①≫(関口財務部長)
 続きまして、要旨5「本庁舎9階フロアの「お湯出し等業務」についてお答えいたします。
 本庁舎9階フロア階における、お湯出し等業務につきましては、来客の多い議員控室を主な対象として、平日の8時から17時の間に、概ね3回ポットへのお湯入れをし、議員控室、議会事務局にお湯出しをするとともに、使用した茶器の洗浄を通常時は1名、議会定例会開催時には2名で行っております。
 その他、給湯室内の水回りの清掃や事務処理業務を兼務しており、平成30年度予算といたしましては、総合管理業務委託費として2億3,308万4千円を計上し、そのうちお湯出し業務にかかる費用としましては、年間約348万4千円となっております。
≪回答②≫(関口財務部長)
 次に、業務の遂行の確認については、月例の報告におきまして、仕様書に記載された事項の確認をしております。
 なお、設計書に記載の人工は、委託金額積算のためのものであり、当該人工の本庁舎9階への常駐を求めているものではございません。
≪回答③≫(関口財務部長)
次に、業務の必要性については、多くの方が来客される議会フロアにおきまして、接客がスムーズになるための必要なサービスとして、関係課との調整により行っているものです。
≪回答④≫(関口財務部長)
 最後に、業務仕様書に定める「健康な者」とは、仕様書に定める業務を支障なく行える者という意味でございますが、今後につきましては、より分かりやすい表現を検討いたします。