公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

裸の王様、心を入れ替えて国民に向き合え

危機に乗じた国費・税金のバラマキが甚だしい。湯水の如く浪費されている。
ただ金を差配しさえすればどうにかなるとでも思っているのか?
国益を棄損することばかり。
税金の使い方は、全て、納税者たる国民への説明責任がある。
とりわけ全く信頼されておらず、不信感が渦巻いているのだから、なおさら国民の理解を得るべく努力するべきである。
未曽有の危機に直面しているのだから、常に国会を開き、議論に付しながら、与野党関係なく衆知を集め、政策の欠陥を最小限に止めながら、被害を最小限に抑えるべく進めていくべきだ。
しかし、国会からも、記者会見からも、逃げてばかり。
国会の議論に堪えられないような政策をしてはならない。
今ほど国会という言論の府による調整機能、修正機能、最適化機能が必要とされているときはない。
そうした国家総動員体制を指揮するには、現政権は、全てにおいて、あまりに役不足だ。
曖昧で、珍紛漢紛な、譫言のような発言を量産したところで、菅総理の無能さや認知能力の衰えが露呈するばかり。
そうした実態を暴くのも意味がなくはないが、これ以上続けるのは、政府にとっても国民にとっても不幸だ(生産性がなく、時間の無駄)。
多くの国民は、この有事において、総理の無能を見せつけられたいわけではなく(もう辟易としている)、まともな舵取りをしてもらいたいだけだ。
記者の質問を一回の発言に限定するから嚙み合わないのであって、質問は一問だとしても、その質問に対する納得が得られるまではやり取りを認めるべきだ。
疑問や不信感ばかりを残す記者会見はもうウンザリだ。