公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

恐怖政治

独裁は独裁者だけによって可能なわけはなく、それを支える体制が出来上がっているのである。
恐怖政治に加担している内外の膨大な人々は、加害者でも被害者でもあるが、体制とは運命共同体
一度加担した共犯者は、自己保身のために、容易には離反できない。
秘密警察が跋扈し、相互監視による恐怖によって自律的に組織化された社会を民主化するのは、容易なことではない。
(外国にいる家族が客観的な情勢を伝えても、フェイクニュースだと言って体制を擁護するのは、当然、電話も自動的に盗聴されているのだから、本心であるとは限らない。)