公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

犯罪の温床となった藤沢市役所

藤沢市の報告(2020年2月定例会)「市職員の不祥事に係る経過について」

http://fujisawagikai.sakura.ne.jp/202002gikai/41049620200304j040101.pdf
被疑者不詳で不起訴処分。被疑者不詳であるのに、職員の不正支出と決めつけていることの矛盾。
 
以下は、事件発覚当時、生活援護課における不正事案を追及した際の議事録です。
2016 年 6 月議会一般質問
不可解なことばかりで、まるでミステリーですが、本質的な問題としては、藤沢市役所自体が、基本的なガバナンス(統治機構)や内部統制、情報セキュリティが穴だらけな上、馴れ合い体質で、犯罪の温床になっていたということが分かります。
被疑者不詳で不起訴の件も、犯人と噂され、直後に異動した人物がいましたが、組織体質がなあなあ過ぎて、犯行を立証するための証拠を集め切れなかったためと思われます。