公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

PFOS汚染に関する行政の無責任

東京多摩地域有機フッ素化合物汚染が明らかになっているのに、行政は何の注意喚起もしていません。
この記事で注目すべきは「浄水器の活性炭がPFASの約9割を除去するとの世界保健機関(WHO)の研究がある」という部分。
少しでも汚染被害の拡大を抑えるために、台所の浄水器設置が有効であることを周知するべきではないのでしょうか。
この記事にあるように、東京都の水は安全でおいしい!と思ってそのまま飲んでいる人は多いわけですから、汚染の事実が与えるショックは計り知れませんが、対策がありながら伝えていない行政の不作為は無責任極まりありません。