公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

自衛隊の災害派遣拡充を

自衛隊災害派遣をもっと活用するべきではないか。
現時点では、人命救助活動や給水支援、入浴支援しかしていない。
https://www.mod.go.jp/…/de…/saigai/2019/typhoon19/index.html
河川決壊の災害復興などは専門ではないか。個人宅の片付け支援(泥の掻き出しなど)にしても、ボランティアだのみではなく、自衛隊を活用するべきだ。
海外のPKOでは道路補修や軽易な施設建設等行っているのに、国内の災害派遣では見たことがない。
これは、派遣基準の3要件、公共性、緊急性、非代替性の内、特に非代替性「他の機関では対処不能か能力が十分でなく自衛隊で対処する必要性があること」に照らして、国内では民間事業者でも対処が可能だという判断がなされていると思われる。
しかし、民間事業者も行政も、非常時のための体制など大して備えられない。突然舞い込む災害対応は通常業務を犠牲にせざるを得ない。
自衛隊は軍事のための組織であり、常に有事に備えて体制を維持するのが本務であるが、災害は国内有事。
せっかく有事のために備えている自衛隊を最大限活用できるよう、特別措置法を設けるなど、こうした大規模災害には柔軟に対応するべきだ。
【日刊SPA!災害派遣自衛隊員、免許があっても重機を使うのはNG!? 足かせとなる陸上自衛隊の制度 https://nikkan-spa.jp/1499004/2