公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

感染症対策の基本

クラスター対策はするべきだし、PCR検査も積極的にするべきだった。
そして、陽性者と陽性者との濃厚接触者は全て隔離(自宅、宿泊施設、病院に振り分ける)し、隔離施設内でも陽性者間で偽陽性者に感染拡大しないように個別に管理する。
陰性でも症状があれば隔離対象にする(偽陰性の可能性もあるため)。
問題は無症状の偽陰性だが、偽陰性の可能性やいつでも感染する可能性があることを自覚して、他人への伝染予防に努める。
さらに、感染者の増加の波に合わせて社会活動を調整し、感染爆発を抑えながら、ワクチンや治療薬が開発されるまでの時間を稼ぐ。
すなわち、感染症対策の基本とされる検査と隔離を徹底すれば、もう少し主体的にコントロールできたように思われるが、なぜこんなことになっているのか?
やはり、オリンピックが足かせとなったのか?経済への影響を懸念して躊躇したのか?
何よりも人命優先!ではなく、優先順位を誤り、全てが中途半端で裏目に出ているように思えてならない。