藤沢市内、防火管理義務違反昨年実績
藤沢市消防局査察指導課に確認したところ、昨年度の市内で防火管理義務発生建物は27件、その内供用開始までに消防計画の届出があったのは20件でした。7件は違反。内2件は、新型コロナの影響で防火管理者になるための講習が延期となったために選任できず、現段階でも違反状態とのことです。
昨年度の違反率は約26%で、一昨年度は約54%、平成29年度は97%と改善傾向ではありますが、、「違反0を目指す」とのことではありました。
市民としては、供用開始時点で防火管理が徹底されていない建物があってもらっては困るわけですから、違反建物は使用停止にするなり、建物名を公表するなりするくらいのことが必要だと思いますが、現行法令ではそこまではできないそうです。
こうした日々の市民生活の安全を脅かす問題を追及する現職議員が一人もいないのは情けない限りです。