2020-09-30 ヤングケアラー言説に見るステレオタイプ 問題提起 人権 介護 「ヤングケアラー問題」というように、概念を定義して問題を顕在化させることには意味があるが、問題として捉える際にはステレオタイプを排すべきだ。 何にしろ、ケアラーのケアなど、サポート体制の充実は多いに越したことはないが、「普通の子どもは」とか「普通の大人は」といったように、勝手に「普通」を決めつけ線を引くことは、多様性を奪い、むしろ個人の尊厳を傷つけかねない。 社会全体の問題として捉えるためには量的に捉えることも必要ではあるが、個々に抱える問題は多様であるから、枠に嵌めず、個別具体的に、丁寧に向き合わなければならない。 #キキタイ