公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

五輪組織委員会のコンプライアンス違反

森会長がいくら無報酬であったとしても、組織委員会の名誉を著しく貶め、国益をも棄損したのであるから、懲戒処分を下すとともに賠償請求するべきだ。
組織委員会にはコンプライアンス委員会があり、懲戒処分に関する審査委員会もある。
コンプライアンス違反があった場合は、事務総長が審査を命じることとなっているが、その事務総長が立場をわきまえずに最初から慰留しているのであるから話にならない。
組織委員会コンプライアンス規定には「役員及び職員は、当法人の規程等に従い、継続的にコンプライアンス研修を受けなければならない。」ともある。果たして、森会長は継続的にコンプライアンス研修を受けていたのだろうか?
組織委員会の自浄能力が問われている。