公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

根拠なき自画自賛で深まる政治不信

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「飲食店の時間短縮を中心にピンポイントで行った対策は」本当に「大きな成果」があったのか?
それしか具体策がなかったから、あたかも相関があるかに見えるが、緊急事態宣言発出の直後から新規陽性者数が急減したことからすると、それ以前から感染者が増えていたことに社会全体が委縮したことで自然減に転じたに過ぎないのかもしれない。すなわち、時短をしなくても、宣言自体のアナウンス効果だけでも同じ経過をたどった可能性は大いにある。
宣言を延長しても新規感染者数を下げ切れなかったことからすれば、中途半端な時短要請では限界があったことは確かだ。
時短要請の主要な意味は、店側の感染対策ができていることを前提とすれば(できていなければ感染機会を一律に減らす意味はある)、飲酒を伴うことで感染対策が緩むような店の利用を減らす、ということに違いない。ならば、単に、飲食店や公共の場での飲酒を禁止にすればいいのではなかろうか?