公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

戦力の不保持を国際標準に

国家単位であっても暴走することがある。
民主主義が平和のために機能し続けるとは限らない。
自衛のためであろうが、何のためであろうが、武力が存在する限り、悪用される恐れは尽きない。
自衛を目的にした軍拡競争にもキリがない。
国の軍隊であっても、それが悪用されれば軍隊レベルの犯罪集団と化す。
国家の暴走を、今の国際社会は止めることができない。
常任理事国(利己的な大国ばかり)にだけ拒否権を認めるような極度に不公平な国連には限界がある。
そろそろ、国家単位であっても、軍事力の保有を認めない、という世界を目指すべく発想を転換するべきなのではなかろうか。(それが日本国憲法の理念でもあろう。)
いざという時、軍隊レベルの犯罪や紛争に備え、国連軍のような共同管理下の軍の創設が必要だとは思うが。