感染状況は入院治療が必要な患者数に注目せよ!
新規陽性者数より、重症者数や死者数の変動に注目した方がいい、という意見が情報番組などでよく聞かれるようになった。しかし、重症者が増えなくとも、入院が必要な患者が増えれば医療体制は逼迫する。東京では、入院患者数は着実に増えており、若い世代の割合も急増している。今回の波ではじめて40代以下の割合が50%を超えた。感染状況は入院患者数で評価するべきだ。
未だに、無症状でも原則入院だから医療逼迫するんだ、と思い込んでいるコメンテーターもいる。今年2月に特措法等は改正され、入院の必要がなければ宿泊療養もしくは自宅療養が可能となっている。