公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

無防備自治体!

昨日土曜日の朝6時。
国立市役所本庁舎の窓の鍵がいくつも掛かっていない。
少なくとも一階北側と南側地下の窓のすぐ下は地面で侵入可能。
国立市役所の庁舎内には防犯カメラも防犯センサーもない。
個人情報や多額の公金を扱う国立市役所のセキュリティーは崩壊している。
 すぐに警備員室に伝えたが、委託の警備会社の職員と書類受付職員の二人だけで対応はグダグダ。
当初、第一発見者である私の連絡先も聞かずに帰っていいと言った。
常にきちんと戸締りを確認しているのであれば、不審者が侵入している可能性は大いにある。
警備会社であれば、こうした緊急事態に即応できる体制を築いているはずだが、上司に連絡したり、次の交代要員に連絡する程度。応援が来る体制にもなっていない。
たった一人の警備員は、動揺して現場の窓を触り、現場の保存を怠った。警察への通報すらしなかった。
市の職員が駆け付けたのは約二時間後。まるで危機対応がなっていない。
週明けに被害があるのかどうか確認すると言っていたが、こんないいかげんな組織だから、書類の紛失や公金の管理ミスだけでなく不正が潜在している可能性は大いにある。そうしたことが発覚した場合、犯人が内部なのか外部なのか、今回の鍵が開いていたこととの関係など、どうやって調べることができるのか?第一発見者の私への疑いだって生じることだろう。
国立市役所はまるで組織の体をなしていない。

朝6時の国立市市役所1階の異常事態

朝6時の国立市役所1階 警備員の異状確認

朝6時、国立市役所地下の異常事態

朝6時、国立市役所地下の異状確認