公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

国立市選挙管理崩壊のミステリー

国立市が選挙管理を10年以上に渡って怠っていた問題で、最大のミステリーはこちらです。
南京錠の「施錠漏れの場合、選挙無効となる恐れもあります」とまで明記しながら、南京錠の鍵の管理はしていないに等しく、合鍵すら作れてしまえた。
開票所で、選管職員は口では規程どおりにやっている(投票所で封をして押印して開票所へ持ってくる)と説明しながら、ほとんどの鍵の入った封筒が封すらされていない事実を前にしても、それを異常な事態だと驚くこともなく、平然と作業を続行させていた。
注意喚起している以上に次元の異なる異常な瑕疵を、堂々とやっている奇怪さ。
 正規の選管職員はたった3人。同じ人間がこれらのことをやっているのですから、まるで狂気の沙汰です。
こんな、平気な顔してルールを犯す、民主主義の根幹たる選挙を担う自覚のない職員たちが、何の処分も受けることなく、小手先で改善策を講じても、どうして信頼回復することができようか。
市民を馬鹿にするにもほどがある!