国立市政の堕落と議会の責任
国立市の本庁舎に防犯カメラや防犯センサーがないことを知っていた市民にまだ出会っていない。
話すと誰もが驚く。
信用失墜行為のオンパレード。
防犯設備がないのであれば、人手による警備体制をより強化するべきところ、警備員1人体制で、見回りも形骸化。
土曜の早朝に窓のロックが方々で掛かっていなくても緊急対応を取らなかったのは、最初から警備体制が甘かったことの認識が、警備員にも庁舎管理の担当職員にもあったからだろう。
そもそも緊急対応のマニュアルすらあるのか疑わしかった。
不正防止のための対策がことごとく欠落している。
はたして、いつから窓のロックは開いたままだったのか?一か所に関しては、段ボールが積み上がり、日常的な窓の開閉はされていないようだった。たまたま前日に閉め忘れた程度ではないに違いない。
こうした職場の整理整頓ができていないという時点で、組織のいい加減さが想像できる。
不正の入り込む余地がありすぎる。
本来ならそれに気が付き、全庁挙げての総点検、信頼回復のための体制立て直し、となるのであればまだマシな組織だが、国立市の事勿れ主義的で有耶無耶な対応を見るにつけ希望がまるで持てない。
まさに議会の行政チェック機能が発揮されなければならない事態であるが、現職議員らの体たらくがこうした組織の堕落を招いているとも言える。