国立市議選 会議録の欠陥
国立市議会の会議録検索システムでは委員会を検索できませんが、事務局の恣意的な判断で4年分程度のPDFは議会ホームページに掲載されています。
なぜそんなややこしいことをしているのでしょうか?
多くの市民はそんなことになっているとは露知らず、検索システムで議員の発言を調べて出てきた会議録が全てだと思い込んでいるに違いありません。
真っ当な選挙の必要条件は知る権利が保障されていることです。確かに紙の会議録は作られています(ただし、休憩を多用して肝心な折衝部分の多くは隠蔽されています)。しかし、利便性が悪ければ、膨大な会議録にアクセスしようと思う人は多くはないでしょう。
頑張っても入手できないような専制国家ではないだけマシではありますが、そんなドングリの背比べをしているようでは情けなさすぎます。
こうした状況を自ら変えられるのに放置してきた現職議員らの責任は計り知れなく重い。とりわけ、期数が多い議員は4年以上前の自分の発言が検索できないのだから、自らの発言を整理して有権者が入手できるようにするくらいのことをするべきですが、そんなことをしている議員は見当たりません。
会議録検索システムの不便さを放置していることだけをもってしても、現職議員らは議員失格なのではないでしょうか?(誰一人本気でこれを是正しようと動いた形跡はありません。)