公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

二小樹木仮移植の安全性に担保なし!

陳情審査終盤、採決前の討論において、議長でもある委員の髙柳議員から意味深な発言があった。
「答弁の中に、現地の地盤の確認ということで、本当に勇気を持って、専門家の立場から、お考えを述べて下さった職員がおられました。今こそ国立市役所全体の英知を活かしていただきたい。そして対立の構造を作るのではなくて、より良い形で話し合いをして、どこに持ってくのがいいのか、考えてもらいたいと思います。実際問題として、地盤の安全性を担保できる状態にはない、というのであれば、先ほどのご答弁にあったように、早い段階で、この移植を、また本移植ということを、プロジェクトの皆様と話し合いをしながら、進めていくべきではないか、と私は意見を申し上げたいと思います。」
陳情は全会一致で否決したが「実際問題として、地盤の安全性を担保できる状態にはない」ということが明らかになったということに他ならない。ならば早急に対処しなければならないではないか。
 陳情を否決しても構わないが、ならば議会も市当局も、自らの意思で問題に対処せよ。安全性が担保できていないのに、それを放置することは職務放棄、市民に対する裏切り、罪の上乗せである。
髙柳委員の発言部分(2:31:37時点から)
勇気のある発言?①(1:00:01)
勇気のある発言?②(1:36:27)
 
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