見て見ぬフリする以前に、見えてすらいない。
目を逸らす以前に、見る力すらない。
言われて気が付けばまだしも、説明されても理解できない。
確かに、気が付いていなかったことを理解すること、これまでの理解を改めること、はそれなりに難しい。
しかし、そうした理解力や柔軟性、責任感、意欲がないのであれば、全体の
奉仕者たる公務員(行政職員や議員)として相応しくない。
大方、市民の声が聞こえてこないのは、問題がないからではなく、見放しているからに過ぎない。
問題が山積しているのに市民が関心を持たないのは、うんざりして、関わりたくもない、見たくもない、ということ。
市政が市民から見放され、野放しになっているなど、民主主義の末期症状である。