公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

反省なき悪人

罪を憎んで人を憎まず、良心を信じたいしかし、当人は、罪を自覚し、一生罪を背負うべきだ罪に向き合わない自分に甘い者ほど、過ちを繰り返す

公私混同

民主主義が未熟な社会ほど、愛国心だの郷土愛だのを声高に叫び、人々を隷従させる公共が、愛などというプライベートな心情を押し付ける気持ち悪さ、個人の尊厳の無視・毀損に気が付かない横暴さ社会の第一義は、個人に犠牲を強いることではなく、互いを尊重…

無責任の罪

一市民に過ぎなくとも、社会の構成員としての、社会に対する責任がある無関心・盲目的従属は無責任でしかなく、むしろ加害責任がある権力の暴走は利己主義の帰結だ

利己主義の再生産

そもそも、利己主義を前提とした社会で、利己主義に塗れた教育をしているのだから、利己主義がなくなるはずはないしかし、人間には、理性や知性によって、利己を制御する能力がある弱さを自覚し、理性を鍛え、理性を前提とする社会に転換しなければ、人類に…

生きているという前提

人は自分を切り離して世界を想像することができない 想像している自分は想像している主体として常にあるのだから 命を懸けて成し遂げたいと言う人は、死んでも構わない、などと本心から思ってはいない 何かを成し遂げたい人は、生きていることが前提となって…

国と国民の関係性

教訓は活かさなければ意味がない 国は国民を守るためにある 国民は国のコマではない 国民に国を守らせてはならない(国民に国を守る義務などない!) 当然、民主主義が機能している限りにおいて、国の在り方は国民が決めるのであるから、国民には国に対して…

戦争放棄の国是を貫け

憲法が国是なら、日本は、戦争による問題解決には断固反対するべきだ。 侵略に対する自衛のためであっても、武力による反撃には反対するべきだ。 容認できるのは、逃げるための緊急避難くらいだろう。 交戦すれば犠牲は不可避。 日本としては、軍事衝突を避…

死者に向き合う責任

本能的に死体は見たくないものではある。 とりわけ日本社会では極力目に触れないようにされている。 戦争報道で、死者の数が積み上がっていく。 日本メディアでは、ほとんどの場合、死体が映る場合はボカシが掛けられているか、死体袋に入っている。 言葉で…

命を投げ出す価値などない

領土のために命を投げ出すなど馬鹿げている。 領土は奪われても後で取り返せばいいが、失った命は戻らない。 しかし、恐怖・力を用いた実効支配が罷り通り、一度奪われたら戻ってこない現実がある。 利己主義が人間の尊厳を踏み躙り、命を浪費させている。 …

表現・声の力

news.yahoo.co.jp 思いを形にすることには意味がある。 表現とはそういうものだ。 表現の価値を理解する感性のない拝金主義者がいても可笑しくはないが、そういった人間の文化・表現活動を全否定する言動が、さも正論のように受け止める人が少なくないことに…

日本ODAの罪

日本のODA対象国の大半は非民主主義国だ。 非民主主義国の大半は、国民の基本的人権を侵害している。 内政を度外視する日本のODAは、こうした非民主主義国の体制維持に都合よく、少なからず加担しているのである。 (ODA) 政府開発援助(ODA)国別データ集2…

ロシアの瓦解

殺人国家と化したロシアをこそ、主権を停止し、武装解除しなくてはならない

主権剥奪の必要性

国家主権の名の下に、何をやってもいいわけはない 内外に非人道的な国家運営をする政府に対しては、国際社会として内政に干渉し、主権を取り上げるべきだ

戦争を止めろ

守るためでもなく勝つためでもなく止めるためにこそ戦うべきだ

ウクライナ戦争の謎

侵略戦争の最中、更なる攻撃が企図されているのに、なぜ元を絶たないのか?被害国への軍事支援は、被害国を人間の盾にしている、のに等しい逃げないのなら、被害拡大を座して待つのではなく、侵略首謀者やその戦力を先制殲滅するべきだ

殺人は正当化できない

戦闘において殺すのと、捕虜を殺すのと、何の違いがあるのか? どちらも意図的な殺戮であるのに違いはない。(相手が抵抗できるかできないかの違いはあろうが、抵抗できる相手であれば殺してもいい、ということにはなるまい。) 逃げられない状況で反撃する…

国家主権の資格

独裁は他国にとっても脅威だ犯罪組織と化した国家に国家としての資格はない国家による人権侵害には国際司法が介入できる仕組みが必要だ しかし、それほど単純ではない。 現実社会は多様で複雑。 画一的な国家の理想像など存在しない。 少なくとも、民主主義…

情報の真偽

www.bbc.com 情報の真偽の判断は難しい。 どんな情報にもバイアスが掛かっている。 しかし、軍事侵略を始めた側に非があるのは明らかで、非難されたくなければ軍事侵略を止めればいい。 ロシアの態度は、まさに、盗人猛々しい、を地で行く愚行、無様でしかな…

戦争賠償

軍事行使に大義が認められない以上、一方的にウクライナ国民の生命や財産、公共財を破壊したからには、戦争賠償を負う覚悟はあるのだろうか? そもそも、NATO加盟国にとっては領土拡大を目論むロシアが脅威だとしても、ロシアがNATOに侵略される脅威は皆無だ…

腐敗の中の希望

拘束された人たちの人権は守られているだろうか? 恐怖に支配された腐敗社会の直中で、命懸けで声を上げる有為な人々の、無事であることを願ってやまない。 報道したからには、その後どうなったのかまで、追跡して続報せよ! www.sankei.com news.tv-asahi.c…

軍事全否定

軍国主義者はいなくならない自衛権だとかで軍事を正当化していたのでは戦争はなくならないあらゆる軍事を否定する以外に、戦争のない世界になどなりはしない

プーチンだけが悪いはずはない

この大量虐殺が「プーチンの戦争」であるのなら、なぜプーチンを殺害してでも全力で止めることができないのか? それほどにプーチンの守りは堅いのか?プーチンなどいなくなっても存続できるほどに強固な体制なのか? たぶん後者だ。 プーチンだけが問題と言…

殺人鬼プーチンに鉄槌を

狂気の独裁者に支配され、テロ国家と化したロシアこそを武装解除しなくてはならない暴力で国民を欺き、国家を私物化したプーチンこそが、ロシアを破滅させる即刻、殺人鬼プーチンを国家反逆罪で逮捕・投獄・公職追放しろ!

ナショナリズムが生む疎外感

ソ連時代に強制移住させられた人々やその子孫の多くは、ソ連崩壊後もその地で生きている。 独立した国々は、国家としてのアイデンティティを確立するためや、独裁体制を敷くために、民族語のみを公用語とするなどナショナリズムを強めた。 ソ連時代の公用語…

見て見ぬフリが増長させた悪魔

各々のナショナリズムが生んだ憎悪の歴史があるには違いない。 ウクライナに限ったことではなく、世界各地で国家権力による人権弾圧や虐殺が繰り返されてきた。 内政干渉だとか、経済合理性だとか、拒否権だとかで、国家犯罪が見過ごされてきた。 国家の名の…

逃げる勇気

各々に、命を賭してでも守らなければならないものがある、ものではある。 しかし、国民が国のために武器を取って戦う、などと言うのは悲劇でしかない。 国が侵略されたら、死なないようにできるだけ逃げるべきだし、安全に逃げられるように国民を守るのが国…

新しい国連の創設を

常任理事国制度などという不平等な既得権を廃止しない限り、国連の大義は発揮できない。 しかし、当の常任理事国が利己的に既得権を濫用しているのだから、世界全体のために自ら既得権を放棄するようなことは全く期待できない。 ならば、できない国連改革を…

恐怖政治

独裁は独裁者だけによって可能なわけはなく、それを支える体制が出来上がっているのである。 恐怖政治に加担している内外の膨大な人々は、加害者でも被害者でもあるが、体制とは運命共同体。 一度加担した共犯者は、自己保身のために、容易には離反できない…

ウクライナ侵略の元を絶て!

本当にプーチンが独裁者で、プーチンがウクライナ侵略を首謀しているのであれば、なぜプーチンを狙い撃ちしないのだろうか? ロシアが国家として機能していないのであれば、国家対国家の戦争とは言えず、国家を用いた個人の犯罪にすぎない。 大量殺戮を制止…

日本国憲法的紛争解決法

橋下徹氏 ウクライナ人に国外退避のすすめ「祖国防衛のために命を落とす一択は違うと思う」 | 東スポWeb 日本国憲法9条(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)を国是とする日本の弁護士としては、至極真っ当な意見ではある。 他国からの侵略に対し、被…