公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

2018年12月定例会一般質問の要点④クールチョイス?

2018年12月定例会一般質問の要点④クールチョイス?

≪質問≫(酒井のぶたか)  今年度、市長がクールチョイス宣言を行い、クール・ビズやウォーム・ビズなども推進していくと盛んに宣伝しています。ならば、市役所が率先して意識啓発や取組を推進していくべきです。  
(クールチョイス宣言以前に策定している)「藤沢市環境保全職員率先実行計画」では「暖房の温度は19度に」と掲げていながら、12月12日に中央監理室に問い合わせた時には、1階ロビーの温度は25度、執務エリアは26度、2階から5階は24度、5階より上は換気システムでは20度設定で、各部屋のエアコンで制御となっています(有言不実行!)。  本庁舎ですら実践できていないことを市民に啓発するなど、まったくに説得力に欠けます。庁内で連携した取組をすべきではないのでしょうか?

≪回答④≫(黒岩総務部長)  本市では、本年5月に、クールチョイスの推進宣言を行い、様々な取組を進め、その中には、ウォーム・ビズの取組なども含まれております。  
ご指摘の本庁舎の温度管理につきましては、環境に配慮した冷暖房の温度設定に努めているところですが、フロアの形状やレイアウトによっては、風が吹き抜ける等の要因により、設定温度と体感温度に差が出ている状況がございます。来庁者の皆さまや職員ができるだけ快適に過ごせるよう、設定温度を調整する際には関係課で連携し、柔軟な対応を図る中で、クールチョイスに資するよう取り組んでまいります。

<意見>(酒井のぶたか)  職員は上着の脱ぎ着で調節すればいいのであって、来庁舎は寒い外から来て、窓口利用などは長期滞在するわけでもなく、一時的に立ち寄るだけなのですから、防寒具を着ていてもちょうどいい程度の温度にするのがもっとも無駄のない温度設定でしょう。掛け声だけではなく、実践が伴い、信頼される市役所となるべくよろしくお願いします。