公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

教科書採択騒動の不毛

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政治的思惑の強い教科書が採択されなくてよかった
しかし、大前提として、どんな教科書を使おうとも、鵜呑みにせず、自ら考え、主体的・自律的に判断し行動する、といった生きる力を育む教育はできるし、しなければならない
実際の教育の質は、教科書以上に教員の能力が問われる

 

教育委員会制度というのはレイマンコントロールといって、「住民が専門的な行政官で構成される事務局を指揮監督する、いわゆるレイマンコントロールの仕組みにより、専門家の判断のみによらない、広く地域住民の意向を反映した教育行政を実現」(文科省)となっているのですが、公人なのか民間人なのか、その権限のわりにその責任もあいまいで、極めて不透明な存在ですね。私は教育委員は公選にするべきだと思いますし、学校教育はもっと開かれたものとしていかなくてはならないと思います。