公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

軽んじられている国立市民の票

国立市民の選挙で投じた票は軽んじられている。
月曜の陳情審査では少なくとも以下のことが判明した。
・いつからかもわからないほど前から、選挙執行規程の不正防止策を怠っていた。
・不正がなかったことを証明できるはずの不正防止策を怠ったために、白票への書き足しや他事記載による無効化といった票の改ざんは可能だったし、あっても発覚しようがない状態にあった。
・不正がないことを証明できないために疑いを晴らせない関係者は少なくない。
・選挙の度に選任される約20人の投票管理者の大部分が長期にわたって連続で選任されている。
・選管は、開票事務の瑕疵を指摘されてから5カ月以上、いつからこの瑕疵が常態化していたのか、なぜ常態化してしまったのか、他の事務でも見過ごしている瑕疵があるのではないか、といった実態解明や検証、再発防止の取り組みは皆無。
・市長は、こうした市の行政委員会が抱えている問題を、市の代表として報告すら受けていないことに、何の問題も感じておらず、自らの責任を明らかにしたり、自ら実態把握をしようという姿勢も見られない。