公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

リンク切れ続出の国立市 危機管理の無さ

昨日、国立市のホームページが突然リニューアルされた。(事前の周知はあったのだろうか?)
新着情報の中に紛れて「市ホームページをリニューアルしました」とだけあり、クリックするとその先の記載の中に「トップページ以外ページのURLが変更となっています。そのため、しばらくの間、サイト内検索等が正しく表示されない可能性があります。」とある。が、この注意事項がトップページに書かれているわけではない。
実際、検索窓で市議会を検索して出てきたリンクをクリックすると「お探しのページを表示できません」と出る。
トップページをスクロールしていけばリンクが見つかるが、多くの人は、わざわざ探さずに、検索窓が目立つところにあれば検索する方が多いのではなかろうか?
一般的に、調べたいことがどこに書かれているのか見当が付かない場合は検索する方が早い。
 「しばらくの間、サイト内検索等が正しく表示されない可能性」がないようにテストを重ねて万全を期すべきなのであって、欠陥がある可能性がありながら公開するなんて、そんないい加減な仕事の仕方が今時あるのか?「しばらく」って、見通しはあるのか?
それも行政情報である。一番混乱を招いてはならない市役所のホームページである。という認識がどれだけ欠けているのやら。
市議会も、この機に会議録の検索システムを改修すればよかったものを、市民に不便を掛け、国立市の民主主義を阻害しているという問題意識がなさすぎる。

国立市のトップページ

リニューアル告知ページ

検索トップに出てくる市議会リンク先