公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

元藤沢市議酒井信孝のブログです。

国立市の投票箱の管理が崩れた兆候

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国立市選挙管理崩壊のミステリー - 公共政策の倫理学(旧地方自治の倫理学)

国立市選管事務局は2月3日の総務文教委員会の陳情継続審査で、平成23年までは投票箱の鍵の扱いに関する記載があったが、翌年からは削除されていた、と報告しました。
下記がその平成23年時の投票事務要領です。
なぜ翌年からこれらの鍵の封印に関する記載をごっそりと削除したのか?
 翌年の平成24年12月16日執行の都知事選から削除されているわけですが、その時の選管委員は荻原茂良氏、望月淳夫氏、西野勲氏、小田克彦氏。現在の選管委員は関文夫氏、小田克彦氏、大橋康男氏、矢野きく子氏。小田氏は削除時も委員であり、現選管委員長の関文夫氏は平成24年12月20日の改選で選出されている。
記載があった時もきちんと履行されていたのかは疑わしいが、少なくとも平成24年以降の選管委員の責任は重い。
昨年7月に発覚してから半年以上が経つが、責任ある立場である選管委員や市長は自らの責任を明らかにしていないし、関係者の処分もない。実態調査もしていないし、市民に対する説明もない。
昨年と同じ体制で次の選挙が来月に迫っていますが、こんな状況で国立市の選挙事務の信頼は回復できるのでしょうか?